動植物を探究

動植物の生態や人間とどのように共存するためにはまず、知る事が大事だと思い、自分なりに調べてみるブログです。

中島公園に行き、野鳥への餌やりを考える。

北海道も気温が高くなり、雪溶けが進んできて、歩きやすくなってきましたね。今日は、ちょっと用事があり中島公園まで行きました。野球が始まったばかりで交通機関が混み混み。

 

中島公園に着き、入口にはカラスとハトの出迎えがありました。カラスはハシブトカラスかなと思います。f:id:simamaki12:20180331215931j:image

f:id:simamaki12:20180331220305j:image

あまりに距離が近く、しかもあまり怖がらないので、少し驚きました。カラスの方を少し観察をさせて貰っていた時に、木に乗っていたプラスチックのゴミを咥えました。素人目ですが、時期的に巣作りなどの材料かなと思いますが、飲み込む事もあれば、飲み込まないこともありえますが、100%無いとは言いきれません。f:id:simamaki12:20180331220644j:image

カラスの威嚇・カラスの巣について/北海道苫小牧市

カラスの繁殖 | NPO法人札幌カラス研究会

動物が人と距離が近いと、人から出たゴミも動物には近いのだなと思いましたが、人が動物に近いのかも知れないとも思います。

池にはまだ氷が張っていましたが、一部溶けている場所にはカモがいました。f:id:simamaki12:20180331222631j:image

雌のカモもいました。氷で限られた場所でしたが、頭を沈めて餌を取る仕草が見れました。

f:id:simamaki12:20180331222753j:image

中島公園では野鳥や野生動物に餌やりはしないで、自然の姿を見守りましょうとされています。看板は3つあり、どれも池の周りにありました。

f:id:simamaki12:20180331224042j:image

 

下の写真は左側にベンチがあり、ベンチには2人が座っており、その周りと池を挟んだ木にはカラスが沢山。鳴き声も多く、何だ?と見ていたら、ベンチに座っている方が池にいるカモに与えた餌に集まっている事が分かりました。

f:id:simamaki12:20180331224826j:image

中島公園は餌やりは止めましょうの看板がありますが、効果が薄いのか、それとも知らないのか…。入口に居たカラスが近くて人を怖がらないのも、こうした餌やりで「人馴れ」をしてしまっているのかも知れません。本人はカモだけに餌を与えているつもりかも知れませんが、カラスはそのお溢れに群がっている、連鎖的な餌やりだと思います。

f:id:simamaki12:20180331230827j:image

ベンチに座り、コンビニ袋から飲み物を取ろうとしたら1匹のカラスが。1メートルも離れていない所から観察出来ました。クチバシに少し毛がある事、鳴く時の口の中。舌は黒い事が分かりました。観察出来る事に遠くからでは知れない事を知れるため、至近距離で見れる事に喜びを感じました。ですが、近くなればなる程、感染症などの危険性は高くなります。このカラスも誰かに餌を貰った事があり、袋に反応し、近くに来たのだと思います。餌やりは動物本来の行動を変えさせてしまう事があります。このカラスが元から人を怖がらずに近くに来るのかは分かりませんが、公園内で餌やりがある事は他のカラスや野鳥の行動を変えると強く感じました。

f:id:simamaki12:20180331224538j:image